ChatGPTのカバーレターは、もうおなじみです。採用担当者は、何千通も読んでいます。
カバーレターは、志望動機や自己PRを応募先に伝える手紙のことで、郵送書類に添える送付状とは別のものです。AIが書いたとわかる決め手は、書き出しの一文です。
「貴社の〇〇職の求人を拝見し、強い関心を持ち、応募いたしました。」「これまでの実績と、イノベーションへの情熱を活かし……」。どこかで見た文面です。採用担当者なら、誰もが見覚えがあります。そんな書き出しのカバーレターは、同じ書き出しのほかの400通と、同じ山に積まれてしまいます。
問題はAIそのものではありません。多くのAIカバーレター作成ツールは、フォーマルに聞こえるよう調整されており、フォーマルな文面は、ありきたりに読めてしまいます。しかも、事実にないことまで書き足します。持ってもいない「フィンテックへの情熱」や、リーダーではなかった職場での経験を「確かなリーダーシップ哲学」と語る、といった具合です。
JobTailorのカバーレターは、作り方が違います。書き出しは、企業やポジションの具体的な何かに触れて、読み手を引き込むものにします。分量は350語未満。内容は職務経歴書にあることだけをもとにし、書き足しはしません。さらにトーンを選べるので、毎回同じLinkedInふうの口調になることもありません。
JobTailorのAIカバーレター作成の流れ
職務経歴書の最適化と同じ流れです。求人を1回読み取り、下書きを1回作成し、その場で編集します。
- 求人票を読み取る
LinkedIn、Indeed、Greenhouse、Lever、またはChrome拡張機能が対応するほかの50以上の求人サイトで、求人ページを開きます。JobTailorのアイコンをクリックすると、職種、企業名、応募資格がダッシュボードに取り込まれます。
- トーンを選ぶ
温かみ、プロフェッショナル、率直、熱意の4つから選べます。同じ堅い文面を4通りに言い換えたものではなく、口調そのものが違います。企業に合わせて選んでください。小規模なスタジオなら温かみ、シニアの専門職ポジションなら率直、大企業ならプロフェッショナルが向いています。
- 下書きを作成する
求人票にある具体的な内容に触れる書き出し、実際の経験を求人の要件に結びつける中盤の2段落、そして短い結びが出力されます。目標の語数は280〜340語。「To whom it may concern」のような決まり文句の宛名は使いません。
- その場で編集して書き出す
どの文もクリックして編集できます。書き出しを書き直す、段落を削る、言い回しを入れ替える、といった修正が自由です。仕上がったら、1列のすっきりしたレイアウトのPDFで書き出せます。採用管理システム(ATS)に読み取られにくい段組みも、ロゴ入りのヘッダーもなく、あるのは手紙の本文だけです。
ビフォー/アフター:同じ求人、2通りの書き出し
シリーズBのアナリティクス企業の、プロダクトマーケティング職の例です。職務経歴書も求人票も同じです。
貴社のプロダクトマーケティングマネージャーの求人を拝見し、強い関心を持ち、応募いたしました。成長を牽引してきた確かな実績と、データにもとづく情報発信への情熱を活かし、貴社の活気あるチームに貢献できると確信しております。
貴社の第3四半期のセルフサーブ型プランのローンチは、私の好きなタイプのプロダクトマーケティングの課題です。技術に詳しい購買担当者、説明の多くを任される料金ページ、営業が介入すべきタイミングを見極めたいチーム。Segmentでは無料プランのローンチを担当しており、求人票に目が留まったのも、そのためです。
「アフター」は、具体的な出来事(第3四半期のセルフサーブ型プランのローンチ)に触れ、職務経歴書にある実際の経験(Segmentでの無料プランのローンチ)と結びつけています。前置きもありません。文章は少し長くなりましたが、伝わる中身は、ずっと多くなっています。
応募者も、職務経歴書も、求人も同じです。入力が同じでも書き出しが違うのは、JobTailorが自己紹介ではなく、読み手を引き込む一文から書くよう設計されているからです。「AIが書いた定型文」と「人が書いたように読める文章」を分けるのは、結局その違いだけです。
JobTailorがやらないこと
JobTailorは、経歴にないことを書き足しません。職務経歴書にPythonの記載がなければ、カバーレターに「Python歴5年」とは書きません。人をマネジメントしたことがなければ、「経験豊富なマネージャー」とは呼びません。これは意図して設けた制約です。職務経歴書の裏づけ以上のことを書いてほしい、という理由でこの制約を嫌がる方もいます。ただ、そうした書き方こそ、一次選考で見抜かれる原因になると考えています。
人が書いたように読めるAIカバーレターの条件
毎回プロンプトを工夫しなくて済むように、次のルールをあらかじめ組み込んであります。
- 書き出しは、「I am writing to」や「貴社の求人を拝見し」のような定型句ではなく、企業やポジションに固有の内容から始めます
- 350語未満に収めます。採用担当者が読む時間は、3分ではなく30秒です
- 1段落に1つの話題で、最大でも3段落までです
- 英文では、I’m、I’ve、don’tのような短縮形を使い、ロボットのような堅い言い回しを避けます
- 「確かな実績」といった漠然とした表現ではなく、職務経歴書にある実際のプロジェクトか数字を1つ挙げます
- 結びは、「ご検討のほど、よろしくお願いいたします」のような定型句ではなく、具体的なお願いで終えます(例:「Segmentでのローンチについて、面談でお話しできればうれしいです」)
- 英文では、passionate、dynamic、synergy、leverage、ecosystem、proven、results-drivenといった言葉を使いません
作業の流れのなかでの位置づけ
カバーレターは、最適化した職務経歴書と同じ流れのなかで下書きされます。求人の読み取りは1回だけで、JobTailorは同じ求人の情報を2つの書類に使うので、職務経歴書を最適化したときと同じスキルに、カバーレターも触れます。求人票を2回コピー&ペーストする必要はありません。
どちらの書類も、PDFで書き出せます。求人とあわせてダッシュボードに保存されるので、3週間後に採用担当者から連絡が来たときも、何を送ったのか見返せます。
無料プランはカバーレター月3通、Pro(月額$2.99)は100通、Max(月額$9.99)は200通です。カバーレターの数は、職務経歴書とは別に数えます。たいていの方は、カバーレターを書く求人より、応募する求人のほうが多いからです。料金は米ドル建てです。
よくある質問
カバーレターがAIで書かれたものだと、採用担当者に見抜かれますか?
汎用的なAIツールで書いた場合は、見抜かれることが多いです。手がかりになるのは、「I am writing to express my interest」や「貴社の求人を拝見し、応募いたしました」のような書き出し、「passionate」という語を2回使う文、具体例のない抽象的なアピールの多さです。JobTailorは、まさにそうした特徴を避けるように作られています。工夫しているのは、読み手を引き込む書き出し、英文での短縮形、実際の職務経歴書にある具体的なプロジェクト、そして抽象的な表現より具体的な表現を選ばせる、厳格な語数の上限です。
ChatGPTにカバーレターを書いてもらうのとは、何が違いますか?
違いは2つあります。1つ目は、ChatGPTは職務経歴書を毎回貼り付けない限り知らず、求人票も貼り付けない限り知らないため、多くの方は材料を半分しか渡せていないことです。JobTailorは、いま開いているページから求人票を読み取り、保存済みの職務経歴書も自動で読み込みます。2つ目は、プロンプトが「ChatGPTらしいカバーレターの口調」を避けるように調整されていることです。書き出しで読み手を引き込み、350語未満で、経験を書き足さず、トーンを選べます。
持っていないスキルや経験を、勝手に書き足しませんか?
書き足しません。これはプロンプトで徹底しています。カバーレターが触れられるのは、職務経歴書に書かれていることだけです。求人がPythonを求めていても、職務経歴書にPythonがなければ、カバーレターで経験があるとは書きません。この制約を解除したいという要望もありましたが、解除する機能は用意していません。そうした書き方こそ、一次選考で見抜かれる原因になるからです。
AIで作るカバーレターの長さは、どのくらいが適切ですか?
目標は350語未満です。採用担当者がカバーレターに使う時間は30秒ほどで、600語の手紙は読まれず、ざっと目を通されて見送られます。1つの話題ずつ3段落あれば、長居せずに主張を伝えるのに十分です。
JobTailorのAIカバーレター作成は、無料で使えますか?
はい。無料プランで、毎月、カバーレター3通と、職務経歴書の最適化2回、求人の読み取り6件まで利用できます。応募の数が多い場合は、Proが月額$2.99でカバーレター100通、Maxが月額$9.99で200通です。料金は米ドル建てです。
選べるトーンは何ですか?
温かみ、プロフェッショナル、率直、熱意の4つです。同じビジネス文書の口調を4通りに言い換えたものではなく、実際に違う口調です。温かみは小さなチームへの手紙のように、率直は読み手の時間を大切にするシニアの専門職のように読めます。プロフェッショナルは大企業への応募に合い、熱意は特定のミッションに心から共感しているときに向いています。
LinkedIn、Indeed、Greenhouseの求人でも使えますか?
はい。Chrome拡張機能は、LinkedIn、Indeed、Greenhouse、Lever、Workdayをはじめ、50以上の求人サイトと、ほとんどのATSのドメインで使えます。求人ページでアイコンをクリックすると、職種、企業名、応募資格が自動でダッシュボードに取り込まれます。
作成したカバーレターは、あとから編集できますか?
ブラウザ上で、どの文もクリックして編集できます。書き出しを書き直す、中盤の段落を入れ替える、結びを変える、といった修正が自由です。編集が終わったら、1列のすっきりしたレイアウトのPDFで書き出せます。ロゴ入りのヘッダーも、ATSに読み取られにくい段組みもなく、あるのは手紙の本文だけです。
カバーレターを、応募フォームに入れることもできますか?
はい、Chrome拡張機能を使えば可能です。応募フォームでは、カバーレターをファイルとして添付するか、テキスト欄に貼り付けます。職務経歴書、連絡先、よくあるスクリーニング質問への回答も、あわせて入力されます。送信ボタンを押すまで、何も送信されることはありません。
まず1通、作ってみてください。違いがわかります。
無料プランでは、毎月、カバーレター3通と、職務経歴書の最適化2回まで利用できます。クレジットカードは不要です。






